なにかのまねごと

A Journey Through Imitation and Expression

ポエム

30分で書く普通の日記

最近はあれ、自分を売るってヤツが流行ってるじゃないですか。 別にそれは春を売るって話じゃなくて、例えばSNSだったり、動画だったりで自分をコンテンツにしてお金に変える、そういうのがすごく増えましたよね。 ブログだってそういうののひとつですよ。ま…

AI時代の創作

非常に高性能な画像生成AI、および文章生成AIが話題になった1年、いや、ここ半年だった。 私は絵を描くのが趣味の人間だが、人間が1から絵を描くと描き上げるまで10時間から20時間はかかるクオリティの絵が20秒くらいで出来上がってしまう。 これは端的に環…

文系が理転してプログラマになろうとしたけど結局15年ほどかかった話

まぁこんなお題でなんか書いてみようかなと。書き終えてみたら3,000字程の長文になった。 【追記】2020年5月31日に一部補足的な文章を加えました。 高校時代 あまり勉強はしないけれども国語が得意で数学が苦手だったので、高校1年の頃には文系に進もうと心…

正しくあることを捨てる

正しい世界で生きていけるひと、それは少なくとも私ではないのだろうと思う。 私は正しくあることを捨てた人間だからだ。 正しくあることを捨てたというのは、なにも積極的に間違いを選ぶという話ではない。自分が間違えることをあらかじめ許している、それ…

文字を紡いだ航海図

私が文字を紡ぐとき、自分が今いる場所を探す。自分が向いている方角を探す。 止まったままではわからない。文字を紡いで動いて回る。 それは気付き。 紡いだ文字が見せる、私だけの地図。 向かいたい場所に向け、舵を切り直す。 そう、私には行きたい場所が…

車を買うこと、その思い入れ

かつて田舎暮らしをしていた頃、必要に迫られて車を買ったことがある。 車を買うということは、私に大きな変化をもたらした。 まず、車の車種に詳しくなった。 それまで友達の車に乗せてもらいながら、友達があの車種は何だとかあの車種は珍しいとか言うのを…

自分に「良い」「悪い」のレッテルを貼らない

気持ちが苦しい時に心の問題を扱ったエントリなんかを読んだりすると、最後には「自分をありのままに受け入れるのが大事です」なんて書いてあったりして、それが出来れば苦労しねぇよ!などと匙を投げたくなる経験、私以外の人も体験したことがあるんじゃな…

伝えたいから残すんだ、そして覚えていてほしい

人が最後に望むことは、「伝えたい」ということだ、という話がある。 また、ある漫画家さんのあとがきにあった話だが、「自分の単行本を見ていると、残る仕事を選んでよかった」というものがあり、この言葉は私の心に非常に鮮烈な印象を焼き付け、同時に羨ま…

ふわふわは幸せだと信じて

今日、街を歩いていて何かが視界に入った。 白くて、ふわふわで、風に煽られながら舞っている何か。 それをつかむことができるだろうかと手を伸ばしてみたら、ちゃんとつかむことができた。 それはよく見ると、ホコリのように細かく何十本にも割かれたナイロ…

人生はロールプレイングだ

君は、いつも僕を見たこともない世界に連れて行ってくれる。 そして僕は君に連れられて、見知らぬ人々と出会い、世界中を駆けめぐり、君の喜び悲しみを一緒に感じる。 これは物語そのものだ。 けれども物語には終わりがやってくる。君と僕が別れなければなら…

過ぎる時は淡々として

お正月だろうと、過ぎる時は淡々としていると思う。 なのに賑やかなイメージがあるのは、自分が賑やかな場所に身を置くからなのだろう。そうして自分も賑やかさに貢献するのだ。 だから、お正月の賑やかさは人々の集まりの賑やかさなのであって、人々のご縁…