なにかのまねごと

A Journey Through Imitation and Expression

日常

その30年は、握り続けた絵筆が描いている

C103でのスペースの写真 今年は、あまりにも俺得な同人誌を作った1年でした。 そのタイトルは、「30th Anniversary」。何が記念なのかというと、私がお絵描きを始めてから30年という記念なのです。 お絵描きについて、私はプロでもないし、同人活動をずっと…

机回りを見直した

デュアルモニターアームを買った。 しばらく前からメインディスプレイと液晶タブレットのデュアルモニターで運用をしていたのだけれど、液晶タブレットをスタンドで置いてしまっていたため、机が実質使えないのが不満だった。 机が使えれば、MacBookを広げた…

捨てる怖さの先にあるもの(本当に欲しいのはそれのはず)

私にはやりたいことがたくさんある。お絵描きがしたいし、ゲームも遊びたいし、楽器もやりたいし、本も読みたいし、勉強もしたい。 私は子どもの頃にこれが全部できていた。なんで出来ていたのかは分からないけれど、とにかくこれらを並行して楽しんでいた。…

それは予言されていたかのように

今日もキーボードを叩くのを楽しみに文章を書こうと思う。 しかし、今日話す内容は全面的に愉快な話というわけではない。それでも、私の心に刺さった棘ではあるから、キーボードを叩くことでその棘をなるべく抜いてしまいたいとも思っている。 今日はある集…

ディオールのパッケージを描くアーティストが選んだ、ある日本のボールペン

今年のホリデーギフトを色々見てたら、以下のページを見つけました。www.dior.com 10万超えのアドベントカレンダー、すごいですね。 でも私が本当にすごいと思ったのはそこじゃなくて、このページから見れる動画でこのホリデーギフトのパッケージを描いてい…

朝のメイクはお茶を淹れる前に

今のキーボードを買ってから、大体10ヶ月になる。 青軸のメカニカルキーボードで、打っていてとても楽しい。 なので、キーボードを打つためだけの日記を書いてみようと思う。 最近はメイクにハマっている。メイクは時々面倒なこともあるけれど、自分が好きな…

はてなブログProを始めました

このひとつ前のエントリで、このブログを2005年から長いこと続けてきたことを書きました。 でも、その2005年からずっと、はてなに課金したことがなかったのです。 というわけで、ここは課金のしどころなのでは、と思いProを始めることにしました。 ついでに…

長続きの趣味

この「なにかのまねごと」は、私が大学の1年か2年くらいの頃から続けている。 そんなに更新頻度が高くはないことはサイドバーに残る年毎の記事の数から伺うことができるだろうが、それでも随分昔から続いてきたことは確かだ。 私はもうすぐ40歳になるが、こ…

漫画『ルックバック』の修正点について

漫画『ルックバック』で描かれる無差別殺人犯の描写が修正された。 この修正、二つの異なる文脈で語られている。一つは京都アニメーションで起こった大量殺人事件に配慮したという文脈、もう一つは犯人が統合失調症患者であることを想起させるため配慮したと…

習慣を変えるためのやったことリスト

習慣を変えるためのやったことリストテンプレート 私にはなりたいものがいくつもあります。 それは大学生の頃まで体重を戻すことだったり、チョットデキルプログラマだったり、お絵描きがもっと上手くなることだったりです。 しかしこれらの共通点は、今日な…

35歳未経験からプログラマ(アルバイト)になって1年経った

なんで35歳未経験でプログラマになったのかという話は前に書いたのでそれを見ていただきたいです。 kze.hatenadiary.jp この記事を書いたのは2020年1月末ごろの話だけど、実はプログラマの仕事は2019年6月半ばくらいから始めていたわけです。 仕事を始めた時…

政治とかの話は「ムカつく」

SNSなどで政治とかの話をしたくない人は一定数いる。かく云う私もそのひとりであった。なぜかというと、嫌悪感が先に立つのだ。 でも、そこで感情を受け止めつつもなぜ嫌悪感を覚えるのか分析していきたい。 嫌悪感を覚えるのはなぜ?と考えた時、自分の中で…

つよつよエンジニアは何が強いのか

私の夫は割とつよつよなプログラマだと思っている。 そんな彼に今日やった凡ミスの話をし、「こんな凡ミスするなんて私はよわよわプログラマだよー」などと続けたら、「それは違う」と割と強く言われた。 「そういううっかりミスは誰でもするから、そこがよ…

文系が理転してプログラマになろうとしたけど結局15年ほどかかった話

まぁこんなお題でなんか書いてみようかなと。書き終えてみたら3,000字程の長文になった。 【追記】2020年5月31日に一部補足的な文章を加えました。 高校時代 あまり勉強はしないけれども国語が得意で数学が苦手だったので、高校1年の頃には文系に進もうと心…

自由意思を望みますか?〜ある疑問が示唆するもの〜

まぁまずは以下を読んでいただきたい。 kokoro.squares.net 読んで頂けたものと思い、解説も補足もなくつづける。この記事はそう簡単に何かを要約して分かった気にさせてはならないからだ。 私も精神薬を飲み始めてからこの疑問を抱き、しかし蓋をして生きて…

今年買ってよかったものベスト3

普段はあまりこう言う記事は書かないんですけど、今年はなんかそんなテンションなので今年買ってよかったもの記事を書きます。 第3位 BOSKA イージーチーズグレーター 今年の私はなんかカルボナーラにハマってしまったのですが、そうなると材料の粉チーズに…

popIn Aladdinが届いて1週間使ってみたレビュー

kze.hatenadiary.jp 今年5月に先行予約で買ったpopIn Aladdinですが、1週間ほど前に届きまして、この1週間使い倒してみました。そのレビューを今回書きたいと思います。 結論:最高です 今年本当に買ってよかったものNo.1です。スクリーンの前からなかなか離…

車を買うこと、その思い入れ

かつて田舎暮らしをしていた頃、必要に迫られて車を買ったことがある。 車を買うということは、私に大きな変化をもたらした。 まず、車の車種に詳しくなった。 それまで友達の車に乗せてもらいながら、友達があの車種は何だとかあの車種は珍しいとか言うのを…

最初に読んだ漫画

記憶の中にある一番最初に読んだ漫画は、黒鉄ヒロシ氏の『赤兵衛』だ。父がビッグコミックとビッグコミックオリジナルを毎号買っており、それに載っていたのを読んだのだ。何歳の頃かは正直ちゃんと覚えていない。 漫画の読み方を父に訊いたとき、父がちゃん…

賢いとか愚かとか

賢い人はこういう人だ、みたいな意見を目にするだけで、心が曇る。なぜなら、そういう人が「愚かな」人々を差別しているように見えるからだ。

伝えたいから残すんだ、そして覚えていてほしい

人が最後に望むことは、「伝えたい」ということだ、という話がある。 また、ある漫画家さんのあとがきにあった話だが、「自分の単行本を見ていると、残る仕事を選んでよかった」というものがあり、この言葉は私の心に非常に鮮烈な印象を焼き付け、同時に羨ま…

ふわふわは幸せだと信じて

今日、街を歩いていて何かが視界に入った。 白くて、ふわふわで、風に煽られながら舞っている何か。 それをつかむことができるだろうかと手を伸ばしてみたら、ちゃんとつかむことができた。 それはよく見ると、ホコリのように細かく何十本にも割かれたナイロ…

自分は醜いと言い訳をしたかった

私はちょっと前まで、自分は醜いと思っていた。それは外見の話だけでなく、心の器量も含めてだ。 色々とあってそのような考え方から逃げることができたのだけれど、なぜ自分を醜いと思っていたのか考えてみたら、意外な答えが見えてきた。自分は醜いというこ…

感情メタ禁止。

最近自分に課した決まり事として、感情メタ禁止というものがある。 今自分はこう感じたけれども、それには実は別の意味があってそちらのほうが本音なのでは?と考えることを禁止するのだ。 例えば、私は今喜んでいるけれどそれは他人に対する優越感から生ま…

高いもんがいいもんの理論

昔、『高いもんがいいもんの理論 叩き込まれて僕らは無敵』と歌ったのはMr.Childrenだった。そんなことを思い出した話である。 今日、ケーキ屋さんで一人用のケーキを選んでいた。個人的にはフルーツに心が揺れていたので、色とりどりのフルーツが飾られたケ…

過ぎる時は淡々として

お正月だろうと、過ぎる時は淡々としていると思う。 なのに賑やかなイメージがあるのは、自分が賑やかな場所に身を置くからなのだろう。そうして自分も賑やかさに貢献するのだ。 だから、お正月の賑やかさは人々の集まりの賑やかさなのであって、人々のご縁…

積み重なるもの

大晦日だ。今年一年を思い返してみたくなる。が、思い返してみると案外いろいろ覚えていないものだ。 しかし、本人以上にいろいろ覚えていてくれるものがある。それは、ウェブブラウザだ。 閲覧履歴は案外簡単に消えてしまうけれども、どこのフォームにどん…

目的のない、私のブログ

このブログは、目的のない、私のブログである。つまり、想定読者が存在しない。 文章を書くときは、読者のことを考えるというのが第一であるが、想定読者が存在しないのだから考えようがない。この文章もそうだ。 では誰のために文章を書いているのかという…

自画自賛、文字通り

絵を描いている時は、文字通り自画自賛しながら描いているわけです。 自画自賛に至る前は、なんか違う、なんか違うと思いながらあっちこっちに行ったり来たりしているわけですが、この先に進んでいい、と決まったらほぼ一直線、そして上手くいったらこの上な…

だいたいいつも

自分の絵を振り返ってみると、だいたいいつも、より新しいものの方が気に入っていたりする。 それはとても良い傾向だと思っている。 というわけで(?)、細々とやっているイラストサイトを更新しました。ご覧になっていただければ幸いです。 >yoshinami8th…