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iPod nanoは傷がつきやすい

iPod nanoは傷がつきやすいとのニュースが各方面で流れている。その件について2chのニュース速報+のスレッドで面白い書き込みを見つけた。

携帯電話の設計をしているので、Apple(の下請けの台湾メーカー)が何の目的でどのように手を抜いたか、正確に言い当てることができる。
携帯電話の液晶部分の保護パネル(外から触れる部分)は透明アクリル樹脂を使っているが、そのままでは簡単に擦り傷がついてしまい、使っているうちにスリガラスのように曇ってしまう。
そのため、少なくとも日本メーカーが製造しているほとんど全ての携帯電話の場合、UV硬化塗装というのを施している。ソニーとかが「スーパーハードコート」と呼んでいるのもこれ。
簡単に言うと、UV塗料という紫外線を当てると硬化する性質を持った透明な塗料をアクリルに塗って、紫外線を当てて表面硬度を大幅に上げる。こうすることで、ちょっと硬いものが当たったくらいでは傷が付かなくなる。
携帯電話の場合、液晶保護パネルだけではなく、本体もすべてこの塗装をしているメーカーが多い。だから剥き出しでポケットにいれても傷が付きにくい。
このUV硬化処理はコストがかかるため、原価が厳しく、持ち歩く頻度も少ないコードレス電話の子機なんかの場合は、液晶パネルだけUV塗装を施して、本体は処理を省いている。
日本メーカーでも、コードレス電話の盗聴機なんかを作っている三流メーカーは品質を気にしないのでこのUV塗装を省いている。だからすぐにパネルが傷だらけになる。
こんなことは携帯機器を作るメーカーの機構設計担当者の常識。

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AppleiPod nanoの液晶画面に「簡単に傷つきすぎる」と問題浮上[09/26]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1127734714/267

確かに手元のiPod nanoを携帯電話と比べてみるとnanoの方が細かい傷が多い。使用期間は携帯電話が10ヶ月、iPod nanoが5日ほどだ。両者ともにカバーもろくに着けずに鞄やポケットに入れて使っており、扱いの荒さにはそう差はないと思う。
今のところ光の加減で見えたり見えなかったりするレベルの傷なので大して気になる程ではないが、手触りでそれと分かるようなレベルの傷をつけないように気をつけたい。