なにかのまねごと

A Journey Through Imitation and Expression

街頭キャッチセールス雑感

 街頭でよく出くわす美容室やらのキャッチセールス。大抵の場合は急いでいるのでと言うことで切り抜けられるが、たまに捕まって会話を始めてしまう事がある。やはりキャッチにも上手い下手はあるようだ。捕まってしまう場合と流せる場合とにはどのような差があるのだろう?


 それは多分、ターゲットを立ち止まらせる事ができるかどうかにかかっている。歩きながら相手にセールストークを聞かせることなど出来はしない。話を聞いてもらうには相手を立ち止まらせる事がまず大前提となる。そうすると相手を立ち止まらせるにはどうしたらいいのか?

 これについては私がキャッチに捕まってしまった時の体験を元に書く。

  • 自分は立ち止まったまま、前方から来た人に声をかける。
  • 後ろから声をかけ、相手が振り返った瞬間に足を止める。
  • 自分は立ち止まったまま相手の後ろから声をかけ、相手が振り向いたら小走りで駆け寄る。

 私はこれらの事をされたとき足を止めない自信がない。どれもつい立ち止まってしまいそうだし、実際そうしてしまった。ものを買わされたりした事はないが、何分か時間をとられる羽目になったのは確かだ。


 けれどもこの事から考えると、街で知らない人に声をかけられても絶対に立ち止まらないということを実践出来ればキャッチを確実に流せるようになるかもしれない。