なにかのまねごと

A Journey Through Imitation and Expression

エンジェル・ハウリング

 私が一番好きな物語は、秋田禎信のエンジェル・ハウリングだ。この小説に描かれている、人を信じるということ、愛を伝えるということの意味というか、方法が大好きだ。言葉(愛)は伝えたい人にきっと伝わる、それを信じることは出来る、その結論が出るまでの過程が大好きなのだ。
 私はもう一年近く前に、信じることという記事を増田に書いた。この記事は、エンジェル・ハウリングを知っている方なら読んでもらえば分かると思うがエンジェル・ハウリングの感想である。しかし、そのタイトルも、作者名も書いていない。
 けれども先日、このエントリーが『秋田禎信』というタグを付けられてブックマークされたことを知った。そのことで、やっぱり言葉はいつか誰かに伝わるものだと言うことが実感できた。


 まぁ結論を言うと、エンジェル・ハウリングは面白くはないかも知れないけれど、素晴らしい小説です。秋田禎信最高!ということです。
 いつかエンジェル・ハウリングについて真面目な感想文を書きたいと思っています。キーワードは心、信じること、愛、言葉辺りだと思うし、自分の中ではそれらが感情的にすっきりした形で結びついているのだけれど、まだ表に出せるほど論理的な結びつきにはなっていないので難しいから、今はまだ書けないのだけれど。