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平均から外れることを恐れるな

memo

 以前、下流層が競争原理を好む理由にも少し書いたことを、僕の記事は就活のアドバイスじゃないよに触発されたので、視点をずらしてもうちょっと書いてみようと思う。
 私が大学に入って一番強く感じたことは、世の中には本当に格差があったのだということだ。割と下流層の方出身の私から見たら、大学で知り合った中上流層の人達は平均から外れることを怖がっているように見える。高校を出て大学に入って卒業して就職して、そのレールから外れることを怖がっているように思うのだ。就活の際に新卒就職支援サイトを使い、SPI対策をし、エントリーシートを書いて何千倍の倍率の大企業への就職を目指すのも、そのレールから外れたくないからだろう。
 けれども、元記事を書いた方が

僕が大学で講義していて必ずといっていいほど聞かれる質問に、どうすればそこに就職できますか、というのがある。新卒採用は数百倍、数千倍という倍率らしいので無責任なアドバイスもできず「倍率が2桁超えると宝くじのようなものだ。だから最初から人気企業を目指すより、同じ会社の中途採用枠をよく調べ、数年後にどういったスキルを身につければ転職できるのかというスキル目標を立てるといい。そして最初は、そのスキルを身につけるために必要な経験を積ませてくれて、比較的地味で小規模だけど儲かって人材開発に投資している会社を狙うといい。新卒より中途の方が2桁は倍率が低いので、ずっと確実だ」とアドバイスしている。

の様なアドバイスをしている通り、就職一つ取っても取れる戦略は数多くある。平均的、常識的というフィルターを外してみれば。
 いわんや、人生においてもや。
 自分の可能性を広げたいと思うなら、平均から外れることを恐れてはいけない。自分の視点をもっと大きく広げて、身近にあるチャンスや出会いに気づけるようになるだけで、チャンスや出会いを身近なものにする方法に気づくだけで、人生って大きく変わると思うし、その分楽しくなると思う。


【追記】
 なんかこのエントリーって当たり前のことを書いているなと読み返してみて思った。でも当たり前のことって、本当に当たり前だから当たり前って言うんだよね。いい大学入っていい企業に就職することを当たり前だと思っている人がそれを当たり前だと信じているのと同じくらい、平均から外れていない方達にとっても当たり前のアドバイスなのだろう。
 じゃあ平均から外れるにはどうしたらいいんだ?って言うと、とりあえず手っ取り早いのは今いる環境を捨ててしまうことだよね、という無責任なものになってしまう。平均から外れてる人って言うのは基本的に不可抗力で平均から外れてしまい、その中でサバイブしてきた経験があって、平均から外れることを恐れるなってことになるんだろう。私自身も平均から外れることを怖がらなくなったのは、自分の意志でそれを選んだというよりも、そうすることが自分の生きる道だったからだと感じている。
 だからきっとこのエントリーには意味がない。でも、自分の意志で道を踏み外そうとしている人へのささやかな応援歌や、不可抗力で道を外れてしまった人への慰めにはなるかも知れない。だからこの言葉を必要としている人はきっといると考えて、この一見当たり前すぎて意味の無さそうなエントリーを残しておこうと思う。