なにかのまねごと

A Journey Through Imitation and Expression

カレイドスター

 今更だけどレンタル屋さんで借りたカレイドスターをちまちまと鑑賞している。面白いっすよ、このアニメ。そらのまっすぐに夢に向かっていく姿が見ていて清々しい。ただまっすぐ盲目的に夢に向かって行くんじゃなくて、途中で迷ったりだの何だのするから余計にその夢に説得力があって、本当にいい。テンプレート的な展開と思われるかもしれないけれど、本当にテンプレートに沿った作品を作るのって難しいと思っているので、そこら辺は個人的にマイナス勘定にはならない。
 カレイドスターはサーカスを舞台にしているだけあって、面白いアクションがばんばん出てくる。それもTVアニメ作品というクオリティの枠を超えたものとは必ずしも言えないが、でも面白い動きをさせたい!という気持ちはばんばん伝わってくる。
 そのアクション的なアニメを見る楽しみと、シナリオ的なアニメを見る楽しさが重なった、本当にいい作品だと思う。


 ただ、うちの近くのレンタル屋さん、アニメDVDに独自のジャンル分けをしたシールをつけているんだけれど、カレイドスターについているシールは『萌え系』。
 いや、違うよ!どう考えてもスポ根だよ!