以前、 http://d.hatena.ne.jp/KZE/20090121/p1 の様な記事を書いた。ネットを巡回して得られる情報の9割はいらない情報であり、ネット上のクラスタは視野狭窄に過ぎる、ネットに溺れすぎてはいけない、という主旨の記事だ。
今もこの主張を完全に翻す気はない。しかし、考え直した。残りの1割というのは大事なのだ。石の中から見つけ出した貴重な玉なのだから。そしてその1割とそれらを元に自己発信することは、自分を能力にふさわしいクラスタに所属させてくれる。このクラスタは視野狭窄に過ぎるかもしれないが、それでもリアルでは得られない人とのつながりがたとえ緩くても得られるのは十二分に魅力的なのだ。
要はバランス感覚であって、ネットのいいところはいいところとして、悪いところは悪いところとしてとらえる感覚があればいいのだ。
ちなみに私がバランス感覚を崩してた頃は、こんなことを本気で思っていた。『えー、IEなんか使ってんのー!?IEが許されるのはWeb1年生までだよねー』
今後はこんなことにならないよう、上手くネットと付き合っていきたい。