なにかのまねごと

A Journey Through Imitation and Expression

今更ながらヱヴァンゲリヲン新劇場版:破の感想

 実は公開2日目に観ていたんですが、なんだかんだで感想が延び延びになってしまいました。二年前にヱヴァンゲリヲン新劇場版:序の感想で偉そーなこと書いてますが、今回破を観て、思いっきり白旗をあげました。本当にすごくて面白かったです。ヱヴァ破。
 以下、ネタばれ全開の感想。


 まずは映像の迫力がすごい!当然と言えばあまりにも当然なのかもしれませんが、それでも観ていて『ああ、わたしは今世界最高峰のアニメーションを目の当たりにしているんだ』と感動してしまいました。特に落ちてくる使徒を3人掛かりでキャッチする作戦のときの、走り始めたヱヴァの動きがすごかったです。ヱヴァの加速が大きいから走り始めに足下が滑ってしまうんですが、そのアンバランスさと一見何が起きてるのか判りにくい動きを一発で伝えてくるアニメーションにもう感動しっぱなしでした。
 そして話もすごい!今回の破ではTV版エヴァンゲリオンからずいぶんと話がずれたのですが、それがもうものすごい高密度の話になっていて圧倒されました。どのシーンあたりからかは判らないのですが、気がつくと涙が頬を伝っていました。なんか悲しくて泣くとかここが泣かせどころとかそういうのは全然関係なくて、気がついたらうっすら涙が頬を伝っていたのです。そしてシンジ君が綾波を助けようと必死になるあたりでもう…!
 いや、もう本当に良かったです。観て良かったです。幸せでした。