なにかのまねごと

A Journey Through Imitation and Expression

輪るピングドラム、未視聴の方へ

 輪るピングドラムをこれから見る方への老婆心な独り言。

・全体として、サブタイトルが一番最後に表示されます。そのサブタイトル自体も演出を担う重要な要素ですので、出来ればサブタイトルは調べずに観て欲しいなぁ、と思います。
・1話でダメだと思ったらやめときましょう。この先もトンデモ演出全開で、このノリについていけなかったら脱落必至です。
・1話が大丈夫なら次はとりあえず5話まで見よう。正直初見だと3話、4話をダレて感じます。見返してみるとそうでもないんですが。5話は監督のコンテでとにかく面白いです。
・8話までは苹果ちゃんの内面に迫った話です。しかし後の展開への伏線も張られてるので要注意。この先から苹果ちゃんの心の転換が始まるので、彼女をマジキチと思った人ほど先を期待してもいいかも。
・9話はまるまる過去回です。少しづつ謎が明かされ始めます。
・10話、11話は12、13話への助走です。10話は作画に癖があるので注意。
・12、13話は怒涛の展開です。ここまでで第1部が終わり、といった感じです。
・14、15話は水着回で温泉回でゆり展開ありで色々エロいです。適度にバカだったりもするんですが、衝撃のラストが待っています。15話のサブタイトルとか鳥肌モノです。
・16話は最後のギャグ回。EDテーマは必聴。
・17話以降はどの回も隙が無いです。というか、このあたりまで観たらもう切れないと思います。

まとめ

 個人的には12話以降みんな神回です。前半の苹果編で切ってしまうのは非常にもったいないと思います。というか未視聴の方に限らず前半で脱落した方にも帰ってきて欲しくてこんなことグダグダ書きました。個人的には10年に1本の名作。
 なんていうか地下鉄に乗ってたはずなのに窓の外にいろんな景色が見え始めてそれに魅せられてたらもう降りれなくなっちゃった、って感じです。
 ちょっとでもこのアニメが気になった方にはぜひ見ていただきたいと心から思います。